Suomiのおかんの事業理念

Suomi(スオミ)とは、現地の言葉で「フィンランド」のこと。Suomiのおかんの屋号には、甲斐甲斐しくて情報通で愛され上手な「大阪のおばちゃん=おかん」のバイタリティを受け継ぎ、日本とフィンランドの間で、これまで出会うきっかけのなかった人と人、文化と文化の縁結びを、おせっかいなくらい親身にお手伝いしていきたいという思いを込めました。

いわゆる何でも屋さんですが、どんな業務や場面でも大切にしたいのは、人間らしい活発なコミュニケーション力と、最良の選択のための情報リテラシー。そしていつでも、自分の眼で見て心に響いてくることや、頭で考えたことを、誰にとってもわかりやすい言葉で伝える力です。

また、地方都市(中央フィンランド県の中心都市ユヴァスキュラ市)在住であることは、私の大きな強みのひとつです。首都圏以上に遊び心や精神的なゆとりを保てる、のびやかな環境のなかで、伝統・地域資源と現代的な暮らしぶりとを折り合わせてマイペースに発展を続けるフィンランドの地方都市。これまで主に首都圏から発信されてきた一般情報やデータには必ずしもあてはまらないライフスタイルや産業、公共サービスが息づいています。知られざる絶景やビジネスチャンスもまだまだ眠っていますし、地方都市ならではの諸問題ももちろん抱えています。日本でも地方分権、地域活性への期待や関心が高まるなか、そういった、まだ注目されていないエリアや分野の情報発信や取材調査のサポート、観光客・ビジネス誘致事業に力を入れてゆくことも、首都圏から距離を置いた私の今後の役目だと思っています。

ユヴァスキュラはフィンランドのへそに位置しています。南端に位置するヘルシンキだけでなく、東西南北あらゆる地方へのネットワークが開かれており、どこへでも身軽に駆けつけられますし、くまなく各地の情報にアンテナを張れるアドバンテージもあります。また、近年首都圏では、教育施設やネウヴォラなど社会福祉関係施設において視察や面談の希望者が殺到しており、断られやすい傾向にありますが、こちらユヴァスキュラなど地方都市ではまだまだゆとりをもって親身に対応してくださる施設がたくさんあります。



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